デザイナーの見積書の書き方

デザイナーには、雑誌や新聞、広告物などの紙媒体をデザインする「グラフィックデザイナー」、企業ホームページや情報サイトなどを手がける「WEBデザイナー」をはじめとして、パッケージデザイナー、キャラクターデザイナーなど、さまざまな職種があります。共通して言えることは、デザイン料金の相場はあいまいであるということです。そのため、見積書の書き方によってはトラブルが起きやすくなります。ここでは、デザイナーの見積書の基本的な書き方、トラブルが起きないためのポイントなどについて解説します。

デザイナーが見積書を提出する必要はあるか?

出版業界や広告業界において、デザイナーが見積書を提出することは一般的になりつつあります。ライターと同様に口約束で仕事を引き受けた場合、作業を終えたにもかかわらず「デザインが想像よりも良くなかった」「途中で案件がとん挫してしまった」などの理由でデザイン料金が支払われなかったり、値切られたりすることが考えられるからです。

また、制作物の進行にあたって、ライターやイラストレーター、編集者の作業が遅れたことのしわ寄せが来やすい立場でもありますから、作業内容や納期も考慮に入れなくてはいけません。安易な設定をしておくと、作業に入ってから苦しむことになります。そのような点を踏まえても、報酬額のみならず、仕事内容、納期を明示した見積書を提出したほうがいいでしょう。

さらに、WEBデザイン業界においてはより注意が必要です。というのも、企業ホームページや情報サイトなどは、書籍や雑誌、新聞、パンフレットのように形ある商品ではないため、デザインの相場が他の業界よりもあいまいだからです。「ホームページ制作一式」とシンプルに記載された見積書だと、割高に受け取られることもあるようです。それでは、次項から取引先とトラブルにならない見積書の書き方について見ていきます。

デザイナーの見積書の書き方

これまで述べてきた通り、デザイナーはさまざまな媒体の仕事を手がけるため、業界によって見積書の書き方は変わります。そのなかで、共通して注意するべき点は以下の通りです。

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品目は、雑誌やパンフレットなど手がけた媒体の「デザイン」と記載すること
一案件あたり、デザイン案がいくつ必要なのかを明示すること
デザイン作業にともなう経費(写真撮影費、素材レンタル料など)の扱いについて明示すること

出版業界や広告業界の場合は、これらのことを明記した上で納期を入れておくとより安心です。次に、詳しい明細が必要となるWEBデザイン業界の見積書の書き方について、サンプルをもとに説明します。
(サンプル請求書)
403_見積書

WEBデザインの相場があいまいなため、「ホームページ制作一式 ○円」というような書き方だと、割高に受け取られてしまうと述べましたが、それを避けるためには、明細を記載することがトラブルを避けるコツです。

例えば、このサンプル請求書では、WEBサイト制作費という品目でトップページ、下層ページに分けてデザイン費とコーディング費を記載しています。デザイン費では、それぞれ何案作成するかも明確にしています。さらに、デザインにかかわる動画作成や素材の購入を行った場合の経費についても加えています。

このように詳細を明示した書き方をすることにより、お互いに作業範囲やそのためにかかる費用を確認することができます。そうすることで、一方的に「高い」と言われてしまう可能性は低くなりますし、取引先からの信頼を得るきっかけにもなります。

デザイナーの場合、その仕事の属する業界によって見積書の書き方にもいくつかの違いがあります。デザイン料金の相場も見極めにくいうえに、作業範囲も広い仕事ですから、要らない誤解を招いたり、納期や金額でトラブルが起こったりしないように、なるべく詳細を明示する見積書の書き方を心がけましょう。

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